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イニシエーション・ラブの意味は?最後の2行の言葉とは?

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ちょっと古い小説「イニシエーション・ラブ」が映画化されます。

公開は2015年5月23日。

 

キャストは松田翔太と前田敦子。

なんだかんだといいながら前田敦子は

きっちり女優としてスクリーンに出てるな。

と違うところで感心しております。

 

興味があったので、衝撃の内容について書いていきます。

 

 

実写化が不可能な理由。

今回実写化された「イニシエーション・ラブ」

この内容からいって実写化は不可能なんです。

 

なぜなら、この物語は叙述トリックが使われているからです。

 

文章上で仕掛けをして、読者に勘違いさせるというやり方です。

だから実写でやると仕掛けがモロバレなわけです。

 

特にこの「イニシエーション・ラブ」という物語は、

男女の恋物語、、、

ではなくて、ヒロインの2股物語。

 

ヒロインの繭子が2股としていて、

呼び名が同じ男が2人いるということが

巧妙に隠されている作品なんです。

 

だから実写化して、2人の違う男が出てきたら

その段階で2股しているのが

モロバレになってしまうので

実写化は確かに不可能です。

 

映画の売り文句である

「原作とは違うエンディング」

これはまぁ当然の結果ですよね。

 

だから今回内容をネタバレしていきますが、

原作を知った方がよりおもしろくなると思うので

紹介していきます。

 

原作のラストの2行はこれ。

原作の舞台は1986年~1987年の静岡。

 

舞台はかなり昔の設定なので

まったくイメージが湧きませんが、

ヒロインの繭子(まゆこ)が2人の男と恋をする物語です。

(文章上では1人の男と付き合っているようにしか見えませんが)

 

作中では一連の恋愛プロセスを

「イニシエーション・ラブ」

と言っており、初めて付き合った相手に

対しては過剰な期待をしてしまうものですが、

実はそれはただの通過点でしかないんだよ。

 

今の恋愛がずっと続く絶対的なものではないんだよ。

と言っています。

 

でも個人的にいえば、繭子が経験した恋愛は

けっこうヘビーな恋愛じゃないか?

って思いますけどね。

 

浮気はともかくとして、中絶までしてしまっていますから。

 

ストーリーはside-Aとside-Bに分かれており

それぞれ1つの物語になっているかのようですが、

AとBでは登場する男が違う人物になっています。

 

さらにいうと、小説の流れでは

A→Bと読んでいくことになりますが、

時間の流れはB→Aと逆の流れになっています。

 

ストーリーは「たっくん」という男との恋愛が

描かれています。

 

この「たっくん」という男の名は夕樹

「夕」が「タ」に見えることから「たっくん」と

呼ばれています。

 

ただ、Side-Bに入ったあたりから

「たっくん」の性格が豹変したり、

繭子と過ごした出来事に矛盾が生じることから

読んでる人は「あれっ?」と思うわけです。

 

これももちろん伏線になっており、

読んでる人は疑問に思いながら読み進めて行き

最後の最後のセリフで「うわっ どういうこと?」

となります。

 

その最後のくだりが、

 

「……何考えてるの、辰也?」

「何でもない」と僕は答え、追想を振り払って、

美弥子の背中をぎゅっと抱き締めた。

 

このどんでん返しがこの小説を

ただの恋愛小説からミステリー要素のある

小説に変えてしまったんですね。

 

今となっては、けっこう使われている手法ですが、

当時は斬新でかなり話題になったようです。

 

映画がどんな結末になるか楽しみですね。

では。

 

 

 

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