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少女(湊かなえ)のストーリーを紹介(小説)

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湊かなえさん原作の小説「少女」は

2009年に発表された作品。

 

映画では、本田翼さん、山本美月さんらが主演します。

 

今回は少女のおおまかなストーリーを紹介していきます。

 

少女 イメージ

 

ストーリー

同じ高校に通う敦子と由紀は小学生の頃からの親友だった。

 

しかし、お互いの勘違いから2人の仲に溝ができてしまう。

そんな2人のひと夏の出来事を描いた作品が「少女」です。

 

由紀は冷たい性格でどこか掴み所のない女の子。

敦子は明るい子ですが、その明るさが嘘くさい女の子。

 

2人は一緒に剣道をしていたけど、由紀は手にケガをして辞めてしまい、

敦子は高校を推薦で行ける程の実力の持ち主だったけど、

中学最後の試合に負けた時に裏サイトに悪口を書かれたことがきっかけで辞めてしまう。

 

 

敦子が剣道を辞めることになった時に由紀との関係がぎくしゃくしてしまった。

そんな関係のまま、高校生活を送っていたけれど、ある人物によってその関係に変化が起きる。

 

それは黎明館(れいめいかん)高校から転向してきた紫織だった。

彼女が転校してきたのは、親友の死がきっかけだった。

 

彼女は由紀と敦子に親友の死について語り、

その話を聞いた由紀と敦子は紫織がなんだか人間として上にいるような

錯覚を覚え、自分も人の死を見たいと思うようになる。

 

そして、夏休みを迎え、2人は人の死を見る為に行動を開始する。

 

由紀と敦子の思考・行動

2人は紫織の話を聞き、人の死に触れたいと思うのだが、

それは由紀と敦子がそれぞれ感じたことであり、お互いにそう思っていたことを知らない。

 

もともと、人の死を見てみたいと思うのは、きっかけでしかない。

たぶん人の死じゃなくてもいいのだが、それを見ることによって

自分が何かしら成長し、また元の関係に戻れるんじゃないかと期待している。

 

そうお互いが思っている時点で2人は似た者同士の親友なのだが、

腫物にさわるような感じで、大事な所は話し合っていないので

お互いにわかりあえていない状態なのである。

 

人の死を見る為に2人が取った行動だが、

由紀は死が間近に迫っている子供の死を見る為に、

読み聞かせをしてあげるボランティア団体に参加する。

 

敦子は体育の補習の為に特別養護老人ホームの「シルバーシャトー」に

手伝いに行くことになるが、そこで老人の死を見ようと考える。

 

一見まったく違う行動を取っている2人なのだが、後々に2人の話は繋がってくる。

 

 

その前に、2人の関係についてもう少し書いていこう。

 

由紀には祖母がおり、彼女が小学生の時に認知症を患ってしまう。

その時から祖母にとって由紀は孫ではなく、教師時代の教え子であった

「フジオカ」という人物に変わってしまう。

 

祖母は教育に対して厳しかったのか、「フジオカ」と思っている由紀に対して

暴力をふるうようになる。

 

それを止めようとする由紀の父や母に対しても、同じように暴力をふるうようになっていた。

由紀の両親は祖母に対して諦めの態度をとっており、

「死ぬまで待とう」という姿勢だった。

 

それに対して由紀は祖母の横暴な態度に我慢ならず、

祖母が寝ている時に濡れたタオルを顔にかけ、殺そうとする。

 

異常に気づきタオルを払いのけた祖母は怒り狂い

「因果応報 地獄に落ちろ」と叫び、由紀の手を切りつける。

 

それが原因で由紀の握力は3にまで落ちてしまった。

6歳の女の子でも平均8.54あるのだからほとんど握力がないと言える。

 

そんな事件があった為、由紀は剣道をやめてしまった。

 

 

敦子は剣道の才能があり、黎明館高校へ推薦が決まっていたが、

中学最後の試合で負けたことで学校の裏サイトに悪口を書かれ

それが原因で過呼吸の癖がついてしまう。

 

そして、黎明館高校へ行くことを辞め、剣道も辞めてしまった。

 

この時に由紀は敦子に「なんで剣道やめるの?」と言うが

敦子は「由紀に私の気持ちなんてわからないよ」と突き放してしまう。

 

由紀は敦子に「ヨルの綱渡り」という小説を書いて渡そうとするが、

学校にカバンを置き忘れた時に盗られてしまい、結局敦子に渡すことができなかった。

 

そうして2人の関係は中途半端なものになってしまった。

完全に仲が壊れたわけでもなく、お互いの本音もわからない。

けどなんとか2人は仲を元に戻したいと思っている。

 

そうして2人は各々人の死に触れる為に行動する。

 

 

由紀は病院に入院している子供「昴とタッチー」に出会う。

まんまるで明るいキャラクターのタッチーに対して、美形ではかなげな印象のある昴。、

「この子の死が見たい」と思う由紀。

 

そして由紀はタッチーから昴が成功率7%の手術を受けることと

昴が父親に会いたがっていることを知る。

 

それを聞いた由紀は、父親を探し出すことで

昴の死がより高貴なものになると確信し、昴の父を探すことにする。

 

一方で敦子は老人ホームで働く高雄孝夫という人物と一緒に働くことになった。

無口で愛想のない高雄に対し、嫌悪感を抱きおっさん呼ばわりする敦子だったが、単位の為に我慢していた。

 

そんなとき、水森と呼ばれるおばあさんがモチをのどに詰まらせて死にかける。

人の死が見たかった敦子だったが、こんな死に方見たくないと必死で掃除機でモチを吸い出し、命を救った。

 

しかし敦子が救ったのは、由紀の祖母だったのだ。

それを知った敦子は焦り、祖母を助けたのが自分だと知られたら、、、

さらに仲が悪くなることを恐れた敦子だった。

 

一方で由紀は昴の父親を探すが手がかりがほとんどない。

そんな中で昴の働いていた会社の住宅展示場を訪ねてみると、

そこには昴の父を知る三条という人物がいた。

 

三条は昴の父のことを知りたければ、1人で家の展示場に来いと言われる。

それが意味することを察した由紀は、先に牧瀬に抱かれた方がいいと考え

恋人の牧瀬を花火大会に誘う。

 

そこで由紀が思っていた展開にはならず、

牧瀬が実は人の死に触れたことがあり、さらにはもっと人の死に触れたいことを知る。

 

そこで由紀は昴の事を話し、三条の元へ一緒に行くことになった。

三条から手荒い方法で昴の父親の場所を聞き出した由紀はそこへ向かう。

 

そこは、敦子がいる「シルバーシャトー」で昴の父親はおっさんこと高雄孝夫だった。

 

ついに2人の行動が繋がり、そこから思わぬ展開になる。

由紀と敦子は元の関係に戻れるのか?そして誰かの死を目の当たりにできるのか?

 

 

というわけで、湊かなえさんの「少女」のストーリーでした。

ネタバレが気になる方は、こちら

 







 

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