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笑う招き猫のネタバレ。あらすじと結末。女2人の友情物語。【小説】

投稿日:2017年2月23日 更新日:

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清水富美加さんと松井玲奈さん主演の映画

「笑う招き猫」

 

・・・だったのですが、清水富美加さんの引退騒動で

現在公開されるかは微妙なところのようです。http://waramane.jp/

公開されるようです。良かったですね。

 

今回は小説の内容を紹介していきます。

 

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映画予告

※面白そうです。清水さんの演技、うまいですね。

 

 

あらすじ

漫才師として売れたいアカコとヒトミの物語。

仲の良い2人が努力して漫才師として成長していく中で

漫才師としてぶつかる厳しい壁と乗り越えていく姿を描いています。

 

一言でいうと"漫才師の日常"が描かれた小説になっています。

 

周囲の人間との交流によって、漫才師としてだけではなく

2人の人物像が描かれ、魅力を引き出している点も面白いです。

 

ストーリー

アカコとヒトミは駆け出しの漫才コンビ。

渋谷にあるシアターQという場所で漫才初デビューをするのだが、

お客さんから笑いをもらえず散々な結果に終わってしまった。

 

その日の打ち上げに参加したのだが、

悪酔いした先輩たちが野球拳をやり出して2人は参加させられそうになる。

意を決したヒトミが参加しようとするのだが、それを制したのはアカコ。

アカコが変わりに野球拳をやると言い出し、

最初のジャンケンポンで出したのはホントのグーパンチ。

 

顔面にパンチを喰らった先輩芸人はそのまま失神。

救急車が来るという騒ぎになってしまった。

当の本人たちはその場から逃げ出し、

「レッドバロン」と名のついた年季の入った自転車に2人乗りで漕ぎ出していた。

 

ヒトミはアカコに対して「やりすぎだよ。」というが、

アカコは「アイツ、ヒトミのこといやらしい目で見てたんだよ。」と反省しない。

 

アカコが殴ったのは今人気上昇中の「キンラキ」

というコンビだったのでアカコはクビにならないか気にしていた。

当然次の日に事務所に呼び出され、

怒られるのかと思いきや社長も「大げさだな」とあまり気にしてはいない様子。

 

そして特にお咎めもなく、アカコとヒトミはなんとか漫才を続けられるのだった。

 

アカコとヒトミ

アカコとヒトミは大学時代に知り合う。

ヒトミが彼氏を待っている時にたまたま食堂で知り合ったのがアカコ。

 

彼女はごはんを見て歌を歌いだすという変わった特技を持っていたが、

それがヒトミにとって強い印象となった。

 

次に会ったのはフリーマーケット。

ヒトミが彼氏とデートで訪れた時に、人だかりができてる場所があってそこに行ってみると

歌を歌いながら似顔絵を描いているアカコがいた。

 

アカコが売っているのは似顔絵ではなく、大量の招き猫だった。

それがきっかけでヒトミはアカコと共に招き猫を売ることになってしまった。

 

ヒトミは社会人になり、OLとして働いていたが、その職場は彼女にとって苦痛だった。

180cmの大女だから彼女はよく高い場所の仕事をやらされていた。(江角さんみたい。)

 

ある日ヒトミのマンションにアカコが訪ねてきた。

アカコは「一緒に漫才をやらない?」と誘う。

OLに嫌気が差していたヒトミはこの提案にすぐに乗ったのだった。

・・・・・

アカコは血のつながらない祖母の頼子(よりこ)さんと一緒に暮らしていた。

 

アカコは母親を事故で亡くしており、それは彼女にとってトラウマだった。

母親が亡くなったのはプリンの材料を買い出しに出かけて事故に遭ったからだった。

 

本当はアカコは母親のプリンが嫌いだった。

それでも母親の為に「おいしい」と言って食べていた。

もし自分が母親にプリンを「まずい」と言っていればこんなことにはならなかったのにと。

 

アカコが招き猫を売っていたのは母の遺品で、

このまま埋もれさせては招き猫たちもかわいそうだと思ったから。

 

そしてそれがきっかけでヒトミと出会えたこともあり、

アカコは母親がヒトミと引き合わせてくれたのだと思っている。

 

アカコとヒトミの周りの人々

アカコたちが所属する桃餐(とうさん)プロにはさまざまなタレントがいる。

もともとはアイドル専門で、お笑い芸人を雇用しだしたのはつい最近のことだった。

 

アイドルには一世を風靡したユメユキノがいて、(アカコはユメユキノの大ファン。)

今は引退してお笑い芸人の「乙」という男と結婚し「エリ」という3歳になる娘がいた。

 

乙は元々3人組の芸人だったが解散して今はピンでやっている。

しかし乙だけではパッとせず売れなかった。

 

そこでユメユキノをもう1度表舞台に出そうと社長がプロモーションに乗り出す。

しかしそれには違う狙いがあったのだった。

 

ある日ユキユメノが沖縄に行ったっきり帰ってこないという話になった。

プロモーション撮影の為だというが

ヒトミたちは母親が帰ってこずに寂しい想いをしているエリが心配になった。

 

ヒトミが電車に乗っている時、たまたまユメユキノを見かける。

すぐに後をつけたのだが、あっさりと尾行がバレてしまう。

 

そしてヒトミはユメユキノから信じられない言葉を聞く。

 

コンビにとって最大の試練

アカコたちはエヌ・エイチ・ケーの番組に出演し、その知名度を上げていった。

しかし、彼女たちのファンからこんな言葉をもらう。

「テレビでのお2人は正直言っておもしろくないんですよね。手を抜いてるんですか?」

 

その言葉に衝撃を受けたヒトミはアカコにすぐに相談しにいった。

ヒトミはテレビ用のネタを作るべきだと言い、

アカコは「それならテレビをやめればいい。」と投げやりだった。

ヒトミは「テレビの仕事もこなせないで一生舞台を続けられるワケがない。」

と食い下がるがアカコは聞く耳を持たなかった。

 

それにカチンときたヒトミは

「あんたはいいわよ。お金持ちのお嬢さんなんだから。

 目指すはカーネギーホールなんて夢みたいなこと、言ってりゃいいんだろうけど」

 

それを聞いたアカコはポロポロと大粒の涙を流し、ヒトミを家から追い出してしまった。

2人がここまで言い争うことは初めてでヒトミはどうしていいかわからなくなった。

 

その後も2人は最低限の言葉しか交わさずコンビの息も合わなくなっていった。

「もう解散するしかないのかな」とヒトミの心が折れかけていた時に追い打ちがかかる。

 

アカコとヒトミを支えてきたマネージャーの永吉(ながよし)が桃餐プロを辞めてしまったのである。

社長と揉めて辞めてきたらしいが、揉めた理由がユキユメノだった。

 

ユメノはすでに乙と離婚しており、乙がそのことを認めていないだけだった。

離婚の原因は永吉で彼はユメノと不倫関係にあったのだった。

(正確には乙と結婚する前から関係があったそうだが。)

 

ユキユメノはアイドル時代、社長の愛人だったらしく社長はユメノとヨリを戻そうとしていた。

しかしユメノと永吉の関係を知った社長が激怒し、ユメノの芸能界復帰の話もナシにしてしまった。

 

永吉はユメノと2人で実家の農家を継ぐと言う。

ヒトミは永吉に助けを求めようとすがるがその願いは届かなかった。

 

 

結末

心が折れたヒトミは漫才すらも捨てようとするが、

自分は今まですべてのことから逃げてきた。漫才からも逃げるのか?と思いとどまる。

 

そんな時、頼子から電話があり、「鍋を食べに来なさい。」と誘われる。

家を出るとアカコが自転車に乗ってやってきた。

レッドバロンの代わりにとヒトミに自転車をプレゼントする。

 

そしてケンカした日のことについて話し合う。

アカコはあの日お見合い相手からプロポーズをされていた。

 

アカコはその人のことが好きで、もし結婚してしまったらその人の為に生きてしまうから

という理由で断ったのだった。

 

アカコにとってはヒトミと漫才することの方が結婚よりも

ずっとずっと大事なことだったのだ。

 

そしてアカコとヒトミは自転車に2人乗りして歌を歌いながら

アカコの家に向かうのでした。

 

というわけで、「笑う招き猫」のネタバレでした。

 

テンポよく読めて面白かったです。

夢に向かっていく2人に共感できたし、永吉さんが去る時なんて

ヒトミに同情して泣いてしまいそうになりました。

 

清水さんの問題で映像化はどうなるかわかりませんが、

映画公開は、2017年4月29日から。

小説も面白いので読んでみて下さい。

 

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