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キングオブエジプト 映画を見る前にエジプト神話の内容を知っておこう。

投稿日:2016年7月28日 更新日:

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2016年9月9日から公開される映画

「キングオフエジプト」

 

ストーリーは神話を元に構成されているので

今回は簡単に神話の内容に触れていこうと思います。

 

 

キングオブエジプト

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神話の内容

キングオブエジプトのストーリーの元となっているのは

「エジプト神話」と一般に呼ばれるものです。

 

今回の映画の元になっているストーリーは

エジプト神話の中でも最も有名なもので、オシリスの息子である

ホルスがオシリスの弟であるセトを討伐する話です。

 

簡単に神様達を紹介すると、

ラーという太陽神がおり、ラーが初めて作った子供が

シューとテフヌト。

 

その2人の子供がゲブ(夫)とヌト(妻)

 

ゲブとヌトの間に生まれた4人の子供が

オシリス、イシス、セト、ネフティスとなります。

 

エジプト神話では兄妹で結婚することが当たり前になっているので、

この4人の兄妹もそれぞれ、

オシリス、イシス

セト、ネフティスが結婚しています。

 

 

オシリスはエジプトを治める王様で、セトは砂漠を治める王様でしたが、

民衆に絶大な支持を得ていたオシリスに嫉妬したセトはオシリスを殺します。

 

 

その方法というのが面白くて、

セトが棺を作り、「この棺にピッタリの人にあげよう」と言いだします。

 

棺にピッタリはまるのは当然オシリスですが、

人のいいオシリスはその棺に入ってしまい、

入った所をそのまま釘を打たれて閉じ込められます。

 

そして、そのままナイル河に投げ入れられ、

妻のイシスが探しに行きます。

 

かなり苦労して、オシリスと共にエジプトに戻ってきたイシス。

(棺の中でどうなったかわかりませんがオシリスは死んでます。)

 

しかし、セトがその状況を黙って見ているはずも無く、

イシスの目を盗んで、今度は遺体をバラバラにして、

再びナイル河に放り込みます。

 

 

それでも、イシスは諦めませんでした。

バラバラになった夫のパーツを探し出し、

アヌビスが包帯で繋ぎ合わせ、オシリスを組み上げます。

(これがエジプトのミイラの始まりだと言われています。

エジプトでミイラが作られていたのはオシリスと一体化する為

だったんですね。)

 

 

イシスとネフティスが協力して、オシリスを蘇らせます。

 

 

しかし、オシリスは一時的に復活しましたが、

地上にとどまる事ができなくなったので、地下の国に行きます。

 

そしてそこで王となるのです。

(これが死者の国の始まりと言われています。)

 

オシリスが死者の国へ行ってしまう前に

イシスとの間に子供ができました。それがホルスです。

 

ホルスが自分を脅かす存在になると感じたセトは

イシスを捉え、ホルス共々その監視下に置きます。

 

それを助けたのが、トト。知恵や時を司る神様です・

 

 

トトの助けを得て、イシスはセトの元から逃げ出しました。

そして人が誰も来ないような場所まで来て、そこへ家を作ります。

 

苦しい生活をしながらも、ホルスがセトを討ってくれる日を夢見て

イシスはホルスを育てました。

 

しかし、セトはイシスを見つけることに成功し、

イシスのいない間に毒蛇を使ってホルスを殺してしまいます。

 

すべてに絶望したイシスが泣き叫ぶと、

時までもが止まってしまい、時を司るトトが現れます。

 

トトがホルスから毒蛇の毒を抜いてやると、

イシスたちは喜び、再び時は動き出します。

 

 

そして、ホルスは無事成長し、セトを倒す時がやってきたのです。

 

 

成長したホルスは「神々の宮廷」と呼ばれる場所へ行きます。

そこにいるのは、「ヘリオポリス九柱神」と呼ばれる神々。

(ラー、シュウ、テフネト、ゲブ、ヌト、トト、ネフティス、セト、大ホルス)

 

そこでホルスは、自分の王位継承権を主張します。

 

しかし、セトが長い間エジプトを治めていたのもあるし、

ホルスが若いということもあって、他の神々の支持を得られない状況です。

 

ホルスはセトに挑戦状を叩き付けますが、セトはこれを拒否して

「お互いがカバの姿になって、どちらが長い間水の中でいられるか勝負をしよう」

と持ちかけます。

 

 

これが実はワナで、セトは濁ったナイル河の水底でホルスを殺そうとしました。

イシスがこれに気づき、モリを使ってセトを釣ろうと思いつきます。

 

最初は間違って、ホルスを釣ってしまいますが、

もう1度、モリを放つと今度はセトを捉えます。

 

捉えたセトに止めをさそうとしますが、セトは命乞いをし、

イシスはセトを見逃してしまいました。

 

これに怒ったのが、ホルスでした。

自分に復讐をさせようとしながら、セトを見逃した母を許せず

ホルスはイシスの首を斬ってしまいます。

 

 

ホルスが斬ったのは、イシスが作り出した身代わりでイシスは無事でした。

しかしこの出来事によって、ホルスは未熟な若者だと判断されてしまい、

王位継承に不利な立場になってしまいます。

 

そして、セトはホルスを探してくると出かけ、

木陰に寝ているホルスを襲い、両目を奪います。

 

両目を失くしたホルスはセトの攻撃に怯え隠れていました。

それを見つけたのは愛の女神ハトホル。

 

ハトホルはホルスの為に、ガゼルの乳をしぼり、それを彼の両目にかけると

ホルスの両目は再生しました。

 

さらにハトホルは、ラーを説得するためにも動いてくれるのです。

 

その後もどちらがエジプトを支配するのか

神々の間で話し合いが行われていましたが、なかなか解決しません。

 

その間、なんと80年!

神様なので、年齢は関係ないのかもしれませんが、

それにしても長い間争っています、

 

その長い争いに決着をつけたのが、ホルスの母、イシスの策略でした。

 

イシスは若い女に化け、セトに近づきます。

セトはイシスとは知らず、その若い女を口説き始めるのです。

 

若い女は言います。

「私には羊飼いの夫がいたのだけれど、亡くなり、息子と2人になってしまった。

そこへ夫の弟が現れて、家畜をすべて奪っていってしまった。」

 

セトは怒りながら答えます。

「きちんとした相続人がいるのに、財産を奪うとはひどい奴。

そんな奴は国から追い出してしまえばいい。」

 

その瞬間、イシスは元の姿に戻り、

「あなたは今、自分自身で自分を裁いたのよ。」

と笑いながら言いました。

 

自分自身で自分を裁いたセトでしたが、

それでも自分がエジプトの王だと、ついに戦いを始めます。

 

長い間戦いは続きましたが、最後はホルスが勝利し、

エジプトの国を治めることになったのです。

 

 

というわけで、セトとホルスのエジプト神話でした。

 

「キングオブエジプト」では、これらの神々たちが登場しますが、

ストーリーや役割はまったく違ったものになっています。

 

キングオフエジプトのあらすじなどについては、

こちらで紹介してるので、良かったら読んでください。

 

 

 







 

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