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僕らのごはんは明日で待ってる ネタバレと結末【小説】

投稿日:2016年11月8日 更新日:

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『Hey! Say! JUMP』の中島裕翔と新木優子主演の映画

「僕らのご飯は明日で待っている」

 

公開は、2017年1月7日から。

 

瀬戸まいこさんの小説作品が原作で

2人の恋愛を描いたストーリーになっています。

 

今回は小説の内容をネタバレしていきます。

 

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ストーリー

・葉山と上村の恋愛物語。

・2人が恋人から家族になるまでの過程が描かれています。

・少し悲しい過去を持っている2人だけど、それ以外は本当に「普通」な
カップルの物語になっています。

 

高校時代

葉山は基本誰ともしゃべらず、窓の外を見て
たそがれている学生。

 

そんな彼に近づこうとする人もおらず
体育祭でやる競技のペアも組めないでいた。

 

仕方なしに体育委員の上村という女の子が
ペアを組むことになった。

 

最初はうまくいなかった米袋ジャンプも
次第にコツをつかみ、速く進めるようになる。

 

それと共に少しずつではあるが、
葉山は人と接することを思い出していく。

 

そして体育祭当日。
葉山の頑張りもあって、その競技で優勝することができた。
そんな彼を見ていた上村は葉山に告白する。

 

しかし、突然の申し出に葉山は戸惑い
とりあえず保留という形をとった。

 

葉山が窓の外を見てたそがれているのには理由がある。

 

彼は中学3年の時に、兄を病気で亡くしていた。
慕っていた兄の死に葉山は落胆し、何も手につかない状態になった。

 

それがそのまま高校3年まで続き、
今もその呪縛からは解かれていない。

 

彼は人が死ぬ本ばかりを読んでいた。
それは死とは何かを教えてくれることを期待してのことだった。

 

しかし、答えは出ていない。

 

だから上村の告白も断ったのだった。
「人を好きになるのが怖いんだ。」

 

それでも上村との関係は葉山にとって大事なものだった。

 

進路の話になった時、葉山は働こうと決めていたが、
上村にその話をしたら、「葉山くんみたいにたそがれている人が働けるわけない。」
と言われ、大学に進学することを決める。

 

最初は上村と一緒の大学に行こうとしたが、
上村の行く大学は女子大だった。

 

仕方がないので上村が行く大学の近くの大学を受験することにした。
そして大学生活を機に2人は付き合うようになったのだった。

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大学時代

2人のデート先はだいたいがケンタッキー。
上村が鶏肉は嫌いだがケンタッキーは大好きという
理由からだった。

 

大学生らしいほのぼのとした2人だったが、
ある日葉山が上村に関する衝撃的なことを知ることになる。

 

「私、両親いないんだ」ってさらりと言われた葉山。

 

「まったく知らなかった。」という葉山に
「だって話してないもん。葉山君と付き合うのに
家庭環境をいちいち報告する必要あるの?」

 

上村と心の距離が近くなっていたと感じていた葉山は
それがまったくの見当違いだと思ってしまう。

 

わけのわからなくなった葉山から思わず飛び出した言葉が
「俺、自分探しにタイに行く。」だった。

 

「葉山くんってときどき衝動的になるよね」と上村に呆れられたが、
葉山はタイに行くことを決心したのだった。

 

葉山がタイに行ってる間に上村もオーストラリアに行っていた。

 

そして2人が旅行に行って感じたことは、
「本当の自分を知ってくれてる相手が欲しい」ってことだった。

 

自分の内側をさらけだすのは、疲れるし、面倒。
本当はそうした方が相手も安心できるのは知っているけど。

 

上村は葉山にそんな心の内を打ち明ける。
それがきっかけで2人は「打ち明け話」を朝まで延々語り合うのだった。

別れと出会い

 

上村と付き合ってから2年以上が過ぎた。
上村は短大を卒業し、保育士として働いていた。

 

ある日、上村が葉山の働く本屋を訪ねてくる。
いつもは平日に訪ねてくることなんてないのに。

 

そんな疑問が頭に残ったが、2人はファミレスに行く。
そこで上村から急に「別れよう。」と言われる。

 

一体何が起こったのかわからなかった葉山だったが、
上村はちゃんとした理由も言わず、
「これは相談じゃなくて、報告だから。」
自分の言いたいことをいって葉山の元から去っていった。

 

上村を失って、再びたそがれようとした葉山だったが、
大学の親友である塚原から「失恋を忘れるのは新しい恋」
と言われ、嫌々ながら合コンに参加する。

 

そこで出会った鈴原えみりという女の子が積極的に葉山に
話しかけ、葉山はたった3週間で新しい恋に走ってしまった。

 

しかし、葉山本人は気づいていなかったが、
新しい彼女と話しながら出てくるのは上村との思い出ばかり。

 

そして、葉山が自分の気持ちに気づいたのは
別れた後に上村と再会した時だった。

 

別れを告げられた時は、きちんと話を聞けなかったけど、
今理由を聞かなければ後悔すると言わんばかりに
上村をしつこく引き止める葉山。

 

そして上村がしぶしぶしゃべりだしたのは祖母に
「太陽のような人と付き合わなくちゃ。」に言われたからだった。
上村が家族のことで暗い過去があるのに
わざわざ同じような暗い過去を持っている葉山と
付き合う事は賛成できないと。

 

大人になって、おばあちゃんの言葉に従うなんて
馬鹿馬鹿しいかもしれないが、上村にとって祖母の言葉は
日本国憲法よりも重い言葉なのだ。

 

親が安心できる人と付き合いたい。
という想いが葉山に別れを告げさせたのだった。

 

その言葉を聞いた葉山は理不尽な答えだが
上村の言い分もよくわかると納得した。

 

納得した上で葉山の取った行動は
「今の彼女、えみりとの別れだった。」

 

えみりに別れを切り出した時、
あまりにも突然すぎて、えみりは納得できなかった。
ぽろぽろと涙をこぼしながら、「別れないでほしい。」
と懇願した。

 

それでも葉山の答えは変わらなかった。

 

えみりと別れた葉山は自分のしたことに
若干の後悔と懺悔の気持ちを持っていた。
それが彼を2、3日動かさなかったが
親友の塚原に「さっさと行動しろよ。」と言われ
上村に会いに行く決心をする。

 

葉山は上村の家の前で待った。
帰ってきた上村は驚きすぎて「何、どうしたの?」
と高い声を出してしまった。

 

葉山は
「上村が俺のことを好きって言ってくれたら、俺はどんなルールでも破るよ。」
と語りかけた。

 

「は?」っとなる上村だったが、
葉山は「上村は面倒くさがりだから。おばあちゃんにケチをつけられて
それを乗り越えるのが嫌になったんだろ」

 

「俺以上に上村をわかってやれるヤツはいない。
 だから上村がその気になれば、俺はおばあさんを攻略してみせる。」
といって、葉山は大量の和菓子を上村に見せる。

 

「ウチのおばあちゃん、和菓子嫌いなんだけど。」と笑いながら言う。
お互いに必要としていることがわかった
2人は再び付き合う事になったのだった。

結末

 

葉山も大学を卒業し、社会人になった。
そして2年も経たないうちに、2人は結婚したのだった。

 

姓が葉山になったことで葉山は上村のことを
小春と呼ぶようになったが、上村は葉山のことをイエスと呼んだ。
葉山の大学時代のあだ名だった。

 

結婚生活で2人は家族について妄想していた。
子供は3人いて、名前は夏生、育生、ゆり子だった。

 

将来できるであろう子供との生活を楽しみにしながら
小春は結婚生活を送っていた。

 

しかし、神様は残酷だった。
ある日、小春は貧血になって病院に行った。
その時、病院から精密検査を受けるように言われた。

 

検査結果を1人で聞きにいこうとする小春に
葉山は「俺も行く。」と言ってきかなかった。

 

病院に入った瞬間、葉山の脳裏に兄のことが浮かび
気分が悪くなったが、なんとか産婦人科へ向かう。

 

医者から告げられた言葉は、
「子宮筋腫です。すぐに手術したほうがいい。」

 

その言葉を聞いてショックを受ける葉山だったが、
小春は「セカンドオピニオンに行く」と言い出した。

 

セカンドオピニオンでも結果は同じだった。
小春はまだ納得できず、「サードオピニオン」を受けに行った。

 

結局、答えは変わらず、手術を受けるしか道はなかった。
手術を受けるという事は赤ちゃんが埋めなくなるということ。

 

両親が若いときに結婚し、別れ、母は自分を両親に預けたまま
消息がわからない状態で育ってきた小春。
家族の幸せを知らずに育った小春は
家族を作る最後のチャンスを失おうとしていたのだった。

 

そんな結論に簡単に納得できない小春だったが、
医者に諭され、手術を受ける決心をした。

 

手術は5時間もかかる大きなものだったが、
成功し、小春は元気になった。

 

家族を作ることはできなくなったが、
小春はそれでもいいと思うようになっていた。

 

一緒にいて、楽しい人は何人かいる。
けど何かを平気にしてくれる人は葉山だけだと。
点滴も手術も平気になったのは葉山のおかけで
何でも平気にしてくれる葉山に自分の愛情をすべて
捧げてもいいんじゃないかと思えるようになった。

 

そして、2人はこれからの生活を想い
わくわくしながら病院から帰宅するのであった。

 

というわけで、
「僕らのごはんは明日で待っている」のネタバレでした。

 

タイトルとあまり関係のない物語だなと思っていましたが、
最後の解説には

僕らの、という心強さ。ごはん、という日常の尊さ。
今日から続く明日を肯定し、待ってる、と希望を抱かせる。

と書いてありました。

 

映画公開は、2017年1月7日からです。

 

映画予告

 

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