映画『変な家』はどんな内容の作品?
「ワクワクする妄想ミステリーが自分たちに迫ってくる恐怖」
変な家は1つの家の間取りが奇妙だという相談を受けることから始まります。
動画クリエイター「雨男」の名前で活動する雨宮は変人設計士である栗原さんに奇妙な間取りの相談をします。
栗原さんは間取りからとんでもない仮説を導き出すのですが、
その「妄想」から雨宮たちは恐ろしい出来事に遭うことになります。
最初は間取りの謎を栗原さんがテンポ良く仮説を立てていくのですが、
栗原さん独特のしゃべりを聞いているのが楽しいです。
しかし変な家の周りで次々に奇妙な出来事が起きだすと物語はガラリと雰囲気を変えます。
妄想気味の仮説が徐々に現実味を帯びていき、物語はミステリーにホラーの要素も加わってきます。
主人公の雨宮は最初、間取りの謎を動画のネタくらいにしか考えていませんでしたが、
物語の重要や役目を持つ柚希と行動を共にしていくうちに、彼女の環境を知り「触れてはいけない闇」に触れる勇気を持ち人として成長します。
物語全体は展開が早いので見ている時は少しバタバタとしましたが、
そのぶんテンポが良く、謎解きも面白かったです。
原作を読んだ方が細かい設定もわかるようなので興味があれば読んでみてはいかがでしょうか?
ホラーとグロい描写もちょっとあるので、
僕のようにホラー大嫌いな人には向かないかもしれません。
映画『変な家』 作品情報
公開日2024年3月15日
上映時間 110分(1時間50分)
公式サイト映画『変な家』公式サイト
興行収入41億円(2024年4月21日)
予告
あらすじ
この家、何かが、変、ですよね?
間取りには、必ず作った人の意図が存在する。
そこには、むやみに触れてはいけない人間の闇が見えることも・・・“雨男”の名前で活動する、オカルト専門の動画クリエイター・雨宮(間宮祥太朗)は、
マネージャーから、引越し予定の一軒家の間取りが“変”だと相談を受ける。
そこで雨宮は、自身のオカルトネタの提供者である、
ミステリー愛好家の変人設計士・栗原さん(佐藤二朗)に
この間取りの不可解な点について意見を聞いてみることに…。
次々と浮かび上がる奇妙な“違和感”に、栗原さんはある恐ろしい仮説を導き出す…。そんな矢先、ある死体遺棄事件が世間を騒がせる。
その現場は、なんとあの【変な家】のすぐ側だった。
事件と家との関連性を疑った雨宮は、一連の疑惑を動画にして投稿することに。
すると、動画を見た「宮江柚希」なる人物(川栄李奈)から、この家に心当たりがあるという連絡が入る。
柚希と合流したことで、さらに浮上する数々の謎。そして新たな間取り図。
やがて二人は、事件の深部へと誘われていく―。紐解かれていく間取りの謎の先に、
浮かび上がる衝撃の真実とは─。
これ以上踏み込めば取り返しのつかないことになるかもしれません。それでも、この秘密を覗く勇気がありますか?
キャスト
雨男/雨宮(あめおとこ/あめみや):間宮祥太朗
栗原(くりはら):佐藤二朗
宮江柚希(みやえ ゆずき):川栄李奈
片淵慶太(かたぶち けいた):長田成哉
柳岡(やなおか):DJ松永 (Creepy Nuts)
高間潮(たかま うしお):長井短
片淵綾乃(かたぶち あやの):瀧本美織
片淵文乃(かたぶち ふみの):根岸季衣
森垣清次(もりがき きよつぐ):髙嶋政伸
松岡喜江(まつおか よしえ):斉藤由貴
片淵重治(かたぶち しげはる):石坂浩二
スタッフ
原作:雨穴『変な家』(飛鳥新社)
監督:石川淳一
脚本:丑尾健太郎
音楽:小島裕規 “Yaffle”
製作:市川南
共同製作:上田太地、山本大樹、土井尚久、梅景匡之、奥村景二、齊藤貴、森下正樹
エグゼクティブ・プロデューサー:臼井央
企画・プロデュース:遠藤学
プロデューサー:西野智也、小林宙
ラインプロデューサー:武石宏登
撮影:柳田裕男 (J.S.C.)
美術監督:相馬直樹
照明:宮尾康史
録音:藤丸和徳
美術:秦知奈美
装飾:大川佳子
スクリプター:松澤一美
衣装:中村美保
ヘアメイク:大嶋まみ
編集:上野聡一
VFXスーパーバイザー:廣田隼也
整音:高須賀健吾
音響効果:赤澤勇二
助監督:湯浅真
制作担当:高見明夫
音楽プロデューサー:北原京子
プロダクション統括:會田望
宣伝プロデューサー:飯島真知子
配給:東宝
制作プロダクション:TOHOスタジオ、共同テレビジョン
製作:「変な家」製作委員会(東宝、トライストーン・エンタテイメント、飛鳥新社、UUUM、日本出版販売、トーハン、エイベックス・マネジメント・エージェンシー)
主題歌
『Frail』アイナ・ジ・エンド
変な家の関連作品
youtube
小説
漫画